『7回目の出直し🌻』

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ネットで不評な『ハルンキット』で尿検査にチャレンジ。失敗にくいコツも見つけました

健康診断のキットの中にみなれない器具が入ってました。『ハルンキット』というお名前です。
ネット調べたら難しいと不評だったので、まじめに使い方を調べてみました。

ハルンキットとは何か?

尿検査用の採尿器具です。わかりやすくひらがなで書くと、『おしっこをとるどうぐ』のようです。初めてのことでまだ使っていないので「ようです」と表現しておきます。

いままでの採尿はどうだったのか

いままで経験したことのある検尿は、2種類ありました

  • 使い捨てのプラカップにジャーって入れて、スポイトで吸うタイプ
  • カップに入れて、小さい試験管みたいなやつに入れ替えるタイプ
  • 渡された紙コップに入れて、そのまま提出するタイプ

コップに入れて提出するのはとても楽でしたね。トイレに提出用の小さな窓口があってその場で提出できました。 これはかなり昔、10年以上前の体験なので今もその方式なのかはわかりません。よく考えると異物が混入する可能性もありそうですね、もうやってないかも。

最近は、なんらかの器具に尿を入れて提出するスタイルが多いように思います。

検尿で困ること

まぁ、いつもは捨ててしまうものを残すわけなのでトラブルはつきものです。 片手でカップを持ってると不安定で、、、とっ散らかすみたいなこともありますし、手に付いてしまったとかのもあります。

このハルンキットというのは、検尿のわずらわしいものを解決してくれるグッズらしいです。

ハルンキットは難しそう?

ハルンキットはこんな形状です。

このカップが二重構造になってます。鞘と刀(サヤとカタナ)の関係に近いですね。口の部分はネジ式になっていて、回転させると2つに分離できます。

分離したもののケツ同士をネジでつなげると、1本の長い形状に変形します。1つにつなげてシャキーン、ですね。長くなるのが一つのポイントです。

シャキーンのあとですが、透明ケースの開いている2センチの穴に打ち込むということです。

ここですよ、ここ

だいたい2センチです。

ちょっと小さいですね。

疑問点

ネットで見つかった疑問はこれですね。

『こんな小さな穴を狙うなんて無理』 『手がびしょびしょになる』
『紙コップだってやりにくいのに』
『使いにくそう』

という感じですね。
確かに、狙い目も小さいし丁寧にコントロールするなんて難しそうですね。

正しい使い方

狭い穴にコントロールできない!って感想はわかります。私もそう思いました。

で、改めてメーカーサイトの説明や動画を見てみると、どうやら使い方が違うようなんですね。同封されていた説明書にも動画のQRコードが載ってます。
harnkit.com

動画をあらためて見てみるとわかりますが、
正しいやり方は、
穴に向けて狙い撃ちするのではなくて、滝のように流れているところに、キットを差し出すように入れる
という手順です。

公式の説明動画もその順序でやってるんですけど、その順序がとても分かりにくいです。

ハルンキット以前の紙コップ方式では、

  • 紙コップを構える
  • 狙いを定める
  • 水分を出す
  • 1滴目からカップに入れる

という手順なので、そのようにやりがちですけど、そうではなくて、

  • まずは水分を出す
  • キットを構える
  • 流れにキットの穴を差し出し
  • 自然と入っていく

という手順のようなのですね。

水道の水を両手ですくう手順と同じで、 水流が先、入れ物が後!
です。

なので、水流の強さや位置をコントロールすることはせずに、水流は固定しハルンキット側を動かして貯めるのがコツです

ぶっかけたあとは?

流れ出る水流に透明のケースを差し込むってことは、透明のケースは当然おしっこでびしょ濡れになりますね。 触りたくないですね。

ここでキットの構造が役に立つわけです。

透明な部分は黄色のサヤに戻すように作られているので、濡れた部分を拭かなくてもそのまま元の形に戻せばよいわけですね。
しかも透明な部分を触らなくても分離して元に戻せるような構造になってます。

唯一気を付けるのは
つながり部分まで濡らしてしまわないようにすることと、繋がった部分のネジを回すときに揺らして大量にこぼさないように気をつけないといけません。

それだけ気を付ければ余裕です。

ハルンキットをやってみた

実際にやってみました!立ちながらやるのは不安定なので、洋式トイレに座ってやりました。

確かに狙い撃ち方式では厳しいですが、マニュアルにある通り水道水を掬う方法でやったらうまくできました。 狙い目の後ろに液体が逃げるように穴が開いているので、取りすぎても後ろから自然と抜けていきます。この工夫も感動です。

結果として、手が全く汚れることなく上手に採ることができました。そして汚れたカップもないので後処理に困らないし、プラのゴミが出ない。

これはすごい発明だ!

と思いました。

性別問わずに使える形らしいですが、私は男なので簡単だったのかもしれません。女性側の感想はわかりませんが、難しいのかもしれません。

「穴があるので狙い打つ」という考えを捨て「水道の蛇口から流れる水をすくう」スタイルでやってみてください。

たぶん、うまくいくはず、、です


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