2021年のゴールデンウィークが始まりました。ひまです。外出予定がありません。 なので、唐突にポイ活(3)です。
引き続き、今日も楽天ポイントの運用です。楽天証券のポイントで行う投資信託の紹介です。
楽天のポイント投資の種類
軽く調べただけで4つありました。
- 楽天ポイントクラブのポイント投資
- 楽天ポイントクラブのビットコイン投資
- 楽天証券のポイントで買える投資信託
- 楽天ウォレットの暗号資産(仮想通貨)の取引
1と2は、口座開設などの面倒な作業はなく、楽天ポイントで投資の体験ができるものです。
3と4は、ポイントを元手とした投資行為でガチの投資です。それなりに手続きが必要で利益が出たときには金額にも確定申告も必要です。
今回は3番目のポイントで投資信託です。
上にあげた4つは増えることもあれば、減ることもあります。元手を割り込むことがあるので理解した上でやりましょう。
楽天証券の投資信託
過去2回で紹介したものは、楽天ポイントクラブ内で行っている投資を体験できるサービスでしたが、今回のものはガチの投資です。元手が日本円でなく楽天ポイントであるだけです。
楽天証券のアカウントと口座が必要になります。
投資信託とは
投資を信託することですね。株のように個人で投資先の商品を選ぶのではなく、投資先の会社を選んで投資行為自体をお任せするようなやり方です。
引用)投資信託協会の「そもそも投資信託とは」より
この場合、投資家(個人)が選ぶのは以下の2点です
- どの投資ファンドにお金を預けるのか
- 投資ファンドが扱っているどの投資メニューを選ぶのか
預かったお金をどこに投資しをして、どういうリターンを得るのかは投資会社が決めます。投資会社を信じてお金を預けます。
もう一つの選択肢は、投資ファンドが扱っている銘柄を選ぶことです。投資会社も「変動の大きい投資メニュー」と、「比較的緩やかな投資メニュー」とを用意しているので、資金が増える(減る可能性)も考えて、メニューを選びます。賭けごとでいえば、どの馬に掛けるか選ぶ感じですね。
あとは、投資ファンドの腕次第で自分の預けたお金が増えたり減ったりします。銀行の普通預金は増えることしかないですが、こっちの口座は増えることもあれば減ることもあります。
詳しくはこちらで勉強できます
https://www.toushin.or.jp/investmenttrust/about/what/index.html
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今回やることは、楽天証券でやっている投資信託のメニューを選んで、ちゃんとした投資をするということですね。
この投資の元手に日本円ではなくて楽天ポイントを使うのでポイント投資と呼んでいます。
楽天証券のポイント投資のメリット
楽天証券のポイント投資の最大のメリットは、SPU(楽天市場のポイントがアップする施策)の倍率が+1になることですね。
SPUの対象となるには、最低でも500円の投資をする必要があります。
楽天市場で1か月あたり50,000円の買い物する人は、+1倍のポイントUP分が500ポイントを超えます。500ポイントの通常ポイントを投資することで500ポイントの期間限定ポイントが戻ってくることになります。 これは、単にポイントを交換したというわけではなく、証券口座に500ポイント貯まっていきます。年間で6000円分の投資が無料でできることになります。
SPUの条件
細かい条件はいくつかありますが、楽天ポイントコースを設定し、500円分の投資信託を買うことです。
(引用)https://www.rakuten-sec.co.jp/web/campaign/spu/
ポイントを1ポイントでも使えばSPUの対象になるようです。定期的に買うような設定もできるので、忘れがちなひとは毎月500ポイントを投資するというのもありです。
もうちょっと戦略的にやる
もうちょっと賢くやるのであれば、月末近くに月の楽天市場での購入額がどれくらいなのか調べます。50000円を超えていたら投資信託をポイントでスポット購入をし、SPUの+1倍をいただくというのでもよいと思います。
詳しくはこちらで確認してください
https://www.rakuten-sec.co.jp/web/campaign/spu/
ポイント投資のはじめ方
いままでのポイント運用は楽天会員であればよかったですが、今回は、楽天証券の口座が必要です。 楽天証券に口座を持っているのを前提として進めます。持っていない人は口座の開設からやらねばなりません。面倒ですけどね。
楽天証券の口座を作る場合は、ハピタスを経由するとハピタスポイントが4000ポイントをもらえます。
ハピタスポイントはAmazonギフト券に変えられるので、新規で作るなら4000ポイントもしっかりもらっておきましょう。
SPUのステータス確認
楽天証券のSPUは月ごとの判定です。先月は達成しましたが5月が始まったばかりなので未達成になっています。
楽天市場のトップページ
楽天証券に赤い対象アイコンが付いてないですね。7倍です。
楽天証券の右側
未達成になってますね。
ポイントコースの設定
この設定は、一度設定すれば毎月設定する必要はありません。
右上のマイメニューのSPUへ
最初に出てくるのがポイントコースの設定を「楽天ポイントコース」に設定する。なっていない場合は「コースを変更」ボタンから設定してください。
下のほうにある達成状況で、STEP1がクリアになっていることを確認
投資信託を買う
さて、準備完了です。この先は投資(お金を使う)ので、増えるも減るも自己責任です。せっかく楽天ポイントで投資をするのだから、SPUの条件を満たすように500円分の投資信託を買うことにします。
開始前の状態は、4月に実施した500円の投資(+3円の利益)です。
銘柄を選ぶ
投資信託で投資会社にお任せするといっても、投資先の種類によってかなりの商品があります。ローリスク・ローリターン型とかハイリスク・ハイリターン型とかいうやつですね。
- SPUの+1倍をもらうための投資であれば、ローリスク・ローリターンの銘柄で価値が維持できることを期待するのでもいいと思いますし、
- どうせもらったポイントだから減っても痛くないわ!というお気持ちで、ハイリスク型にぶち込むのでもいいと思います。
どちらにしても楽天証券の中で購入可能な投資信託の商品を選びます。
今回は、ランキングで上位の商品にします。3位の楽天・全米株式インデックス・ファンドでいきます。
ファンドスコアが5だからいいってことかな?
購入まで
お好きな銘柄を決めて詳細へいくと、こんな画面になります。
銘柄の最近の値動きとか、いろいろ書いてありますね。これを買う場合は矢印の先にある「スポット購入」のボタンを押します。
この投資信託銘柄の購入金額を決めます。入力は4つあります。
- 1は購入金額。SPUの対象にするためなので、最低が500円です。
- 2は500円の投資に使う楽天ポイントの指定です。購入金額の全てをポイントで払うという意味です。持っているポイントの全てという意味ではないです。
- 3は再投資型にしておきます。利益が出たらどうするか?という設定です
- 4は自由でよいです。NISAの登録をしてある人はNISAが選べます。NISAにしておきます。
最後に目論見書という書類を読みます。どういう目的でお金を集めて投資するのか、どういうリスクがあるのか、手数料などについて説明がされている書類です。ちゃんと読みましょう。
最後の確認画面です。5/2はお休みなので、申し込み日が5/6、購入日が5/7になるようですね。注文ボタンを押すと完了です。
SPUの規約ではスポット購入の場合は、注文日の属する月がポイントアップの対象となっています。この画面には注文日が表示されていませんね。
これで注文完了です!😃
注文内容を確認
購入した履歴で確認します。ヘッダーの「投資信託」>「履歴」で注文内容一覧を調べます。
ちゃんと2つ目が出てますね。
今回注文したほうは、注文日時が5/2であることが確認できました。月末が土日でもその月のうちに注文を行えばよさそうです。まだ注文を予約しただけで確定(約定)はしていないです。なので取り消しもできますね。このまま放置しておきます。
SPUの確認
一番の目的のSPUの+1が叶ったのかを確認しておきます。
楽天市場のSPU表示
+1倍になって8倍になりました。
楽天証券の右側
500ポイントが減り、SPUは達成予定になってますね。
投資信託の購入をしたらほぼ同時くらいに倍率が変わっていたので、月末ギリギリに買うスタイルでも問題なさそうですね。
最後にまとめ
楽天ポイントクラブでやったポイント運用と、楽天証券のポイントでの投資信託の違いが理解できました。似たようなものが2つあったのは、ポイント運用で投資信託の入口に立ち、証券へ誘導するパターンということですね。
ポイント運用との大きな違いはSPUの倍率にプラスがあることです。投資信託をやるとSPUにプラスがあることは知っていたんですが、いろいろ調べるのが面倒で今までやらなかったんですね。
過去のSPUのポイント1倍分を振り返ってみると、特に買い物が多かった月(12月と3月)は+1倍分で500ポイントを超えていました。
この2か月だけでも、楽天証券のSPUがあったら1600ポイントを余計にもらえていたなんて、かなり損なことをしていたんだなと思います。1000ポイントを投資して1600ポイントもらえる。しかも、1000ポイントで1600ポイントを買うわけじゃなくて、1000円分は株式口座に残るので本当にタダで資産が積み上げることができていたわけですね。
仮に、投資信託が暴落して価値が0になったとしても、1000ポイントで1600ポイントもらえている時点で600ポイント分はプラスですからね。
面倒がって避けるのは良くないですね。反省です。
僕の場合は、もともと株式投資をしていて楽天証券の口座があったので、さくっとポイント投資(投資信託)ができました。証券口座を開くところからやるとなると、なかなか根気のいる作業になりそうです。でも、楽天市場で5万円買い物する人は、得しかないと思うので重い腰を上げてやってみてください。
楽天証券の口座を新規に開いたときには、他にもキャンペーンがあるようです。どうせならうまく乗っかってください。
https://www.rakuten-sec.co.jp/ITS/new_account_open/