『7回目の出直し🌻』

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Screenpressoをインストールした後に見直しておきたい基本設定■

Screenpresso のインストールとWindowsの設定が終わったので、次は本体の設定をします。
デフォルトで使いやすく設定されているので、あまり変えるところはないですが、ひととおり見ていきます。

この記事は新しいサイトに引っ越ししました。 screencapture.fun

2020年時点の説明です。画面が少し変わっていて古い箇所があります。ご了承ください。

設定の変更方法

Screenpressoの設定を開くには、右下アイコンから右クリックで設定をクリックです。

もしくは、ワークスペースを開いた状態で右上を押すか、F11キーで開けます。

設定ページは6タブあります

  1. 一般(基本設定)
  2. スクリーンショット
  3. 共有
  4. 動画キャプチャ
  5. ホットキー
  6. 高度な設定

1. 一般

Screenpressoの設定(一般)

Screenpressoの自動起動の設定ができます。Windowsの起動と同時に立ち上がるようにONのままにしてあります。

改善レポートはお好みでよいと思います。気になるならOFFでもよいでしょう。

自動更新は有効にしておくと、新しいバージョンが出たときにインストールするか聞かれます。勝手にインストールするわけではないのでご安心を。

Save workspace locationをONにすると、最後に閉じたワークスペースの位置を記憶しておいて次回はその場で開けるようになります。便利です。

クイックキャプチャ

クイックキャプチャは、画面の上のほうに出るランチャーです。確認しにくいですが、横線がクイックランチャーです。デフォルトだと画面中央に表示されますが、邪魔であれば左右に動かせます。

マウスカーソルを乗せるだけで開くので、連続でキャプチャーを取る作業が楽になります。僕は、邪魔になるのでOFFに変えています。

ワークスペース保存先

ファイルの保存先は、インストール直後だとユーザごとに異なる「ピクチャ」フォルダになっています。画像をガシガシとる人は余裕のあるフォルダを指定しておきましょう。

2. スクリーンショット

Screenpressoの設定(スクリーンショット)

この設定は好みが分かれるところです。

初期設定の画像形式:

キャプチャーを取った画像のフォーマットを変えることができます。PNGのままにしていますが、JPGやGIFなどが選べます。JPGの場合は画像のQualityが設定できます。画像の容量を削減できます。

保存するファイル数:

ワークスペースに保存する画像数を設定します。初期状態が100だったはずで、100を超えると1枚ずつ消えていきます。
最近のPCはハードディスクの容量に余裕があると思うので、自動で消す必要はないですね。10000くらいでいいと思います。

ファイル名:

キャプチャーしたときに保存するファイル名のルールを変えられます。初期設定は日付+時間のパターンでファイル名が作られます。
2020-03-08_15h04_36.png

連番に設定すると、以下のようなファイル名で作られました。100を超えたらどうなるんだろ。。
screenshot_01.png

ユーザ設定にすると、自分でファイル名パターンを決めることができます。まぁ、ここまでやらなくてもいいかと思いますが、会社で決まったファイル名パターンがあるなら事前にセットしておくのもよいですね。

スクリーンショット後の作業

5つの選択肢がありますが、実際に使うのは、この3つだと思います。

  • ワークスペースを表示
  • 内部エディタを開く
  • 通知を表示 吹き出しをつける

通知を表示にすると、キャプチャー完了後に右下に通知がWindows標準の通知バナーが出ます。クリックするとScreenpressoのワークスペースが表示されます。

クリップボードの内容

初期設定では、キャプチャー操作後のクリップボードには、画像データ(バイナリデータ)が入ります。設定を変えなくてもよいですね。この気軽さがScreenpressoの売りでもあるので。

画像データなので、ペイント、Excel、Powerpoint、Outlookのメールなどに普通に貼り付けることができます。最近だとslackBacklogなどのウェブサービスでも、クリップボードからのダイレクトペーストを使えるものが増えてきました。


Slackにダイレクトにコピーした画面例

設定を画像とファイルパスにすると、画像系のペーストが効くときは画像の貼り付けができ、テキストエディタ系だとフルパスが貼り付けできます。初期設定のまま画像のみでいいと思います。

カーソルをキャプチャ

キャプチャしたエリアにマウスカーソルがあった場合に画像として残すか、残さないかの設定です。通常はOFFにしています。

キャプチャー開始して四角形でエリアを選んでいるときに、マウスを離さずにキーボードのmキー(MouseのMで覚えましょう)を押すと、マウスカーソルが小→中→大→OFFと変更できます。設定メニューで変えるのも面倒なので、必要なときだけMキーを押す使い方がおススメです。

カーソル小

カーソル中

カーソル大

画像のサイズ変更

このメニューはあんまり使わないですね。普通はキャプチャーした範囲の原寸大の画像を作ることが多いし、キャプチャーした画像を加工するほうが簡単ですから。

この設定しておくと、キャプチャーしてワークスペースに保存する間に画像の変換が行われ、指定のサイズを超えない画像が作られます。範囲に収まるように拡大や縮小が行われます。

画像の効果

画像の効果といっていますが、枠線の設定です。この機能を使うとスクリーンショットを取った時に、常に指定の枠線を付けてくれます。

画像を同じ枠で囲みたい場合には便利ですが、ここで設定してしまうと全ての初期キャプチャーに枠が入ってしまいます。
枠の追加・加工はScreenpressoのエディターで後からでもできますので、この設定でやる必要もないです。面倒な場合は設定するのもありかもですね。ワークスペースごとに設定ができたらよかったのに。

すかし

すかし機能は、キャプチャーした画像に「画像」か「文字」(両方も可能)を埋め込む機能です。 画像も文字も位置指定、透明度指定など設定しておくと、その後にとったスクリーンショットに自動的に埋め込まれていきます。

この設定も枠線の設定と同じで、キャプチャー後の画像に対してScreenpressoエディタで編集可能です。決まった位置にいつも置きたい場合には便利かもしれません。

設定後にキャプチャーを取ったときのワークスペース

その画像をエディタで開いたときの様子。指定通りに入れてくれますが、エディタで編集すれば移動することも消すこともできます。

カスタムデスクトップ

この設定をすると、Screenpressoを起動したあとに自動でWindowsのデスクトップの背景設定が変わります。プライベートな壁紙がうっかり入ってしまわないような設定です。
実際にやってみましたけど、Screenpressoの起動が遅くなって使いにくかったのでOFFに戻しました。

キャプチャを遅らせて起動

これは、かなり便利な機能です。

これを設定してキャプチャー開始すると、カウントダウンが始まりそのあとに撮影タイムになります。

カウントダウン中は、画面の真ん中にタイマーが出ますが、その間は画面操作が可能です。
この待ち時間で右クリックメニューを表示などの準備ができるわけです。この設定をしなくても、右下アイコンから「スクリーンショット起動を遅らせる」メニューがあるので、こっちを使えばいいと思います。

メニューから遅らせ起動するときの遅らせる秒数の設定は、上と同じ画面で行います。

「いいえ」を選んでいるのに「設定」ボタンが押せるというトリックが仕込まれています。分かりにくいですね。

3. 共有

Screenpressoの設定(共有)

この設定すると、ワークスペースにある画像を、1クリックでクラウド系のサービスに連携することができるようになります。サポートしている共有先は結構あり、Amazon S3、Google Drive、Dropbox、OneDriveなどのストレージサービス系も充実しています。

実際に設定すると、ワークスペースの共有メニューから送り先を選べるようになります。

ワークスペースから直接Twitterに送り込んだ結果、こんな感じになりました。

あんまり実用性を感じないですが、ワークスペースのバックアップ先として共有設定したクラウドサービスを使うことができます。別の日に説明します。

クラウド共有機能の深堀記事です

kanaxx.hatenablog.jp

4. 動画キャプチャ

Screenpressoの設定(動画キャプチャ)

動画を撮影しGIFアニメにする記事です

kanaxx.hatenablog.jp

5. ホットキー

Screenpressoの設定(ホットキー)

キーボードだけでScreenpressoを起動するためのショートカットキーを変更することができます。 初期状態で使いやすいので、変更しなくてもいいと思います。Print Screenキーで起動するのだけ覚えておけば何とかなります。

6. 高度な設定

ここでは、設定メニュー化されていないものの設定を変えることができます。

Screenpressoの設定(高度な設定)

変更しておきたいのは、この4点です。

DefaultRecompressEnable
スクリーンショット画像が自動的に圧縮され、ファイルサイズが軽量になります。

WorkspaceThumbnailDrawReflection
この設定は、ワークスペース内のサムネイルに反射の影を付けるか付けないかを切り替えることができます。初期値はTrueで反射したように見えます(上のサムネイル)。
OFFにすると、2番目のサムネイルのように表示されます。ワークスペース内で影があると場所も取るし、見難くくなるのでOFFに変えるのがおススメです。

WorkspaceThumbnailSize
ワークスペース内のサムネイルのサイズです。見やすい感じに整えてください。

UseRecycleBin
UseRecycleBintrueの場合は、Screenpresso内で削除してもWindowsのごみ箱へ入ります。間違えてしまっても復元が可能です。これをfalseにするとごみ箱を使わないようになります。初期設定がどちらだか忘れてしまいましたが、インストール直後に確認しておいたほうがいいです。

まとめ

Screenpressoの基本設定をひととおり説明しました。
初期状態で使いやすくなっているのであまり個別に変えるところはないですが、気になるところは見直してみてください。

あと、書いた当時はバージョン1.7の内容なので、最新バージョンのものと画面の表記など異なる部分があります(特に日本語訳:僕が直しましたし)