この週末、がんばってプログラムしたのに、動作確認用のHeroku環境にデプロイできなくなってしまいました。
022年6月追記
Heroku - GitHubのコネクションが復活したようです。
Herokuのセキュリティアラートがきた
4月16日にSalesforceから(Herokuを運営しているのがSalesforceだから)こんなメールがきてました。
僕には関係ないかもなぁと楽観的に眺めていたのですが、、、
GitHubとherokuの連携がエラーになるようになりました。
このボタンを押しても
エラーのメッセージしかでない。
Item could not be retrieved: Internal Server Errorだと。
Githubのトークンが漏れたらしい
ネットを調べてみたら、Githubのトークンが漏れてしまったようで、いったん全部無効にするということです。ステータスページにも載ってました。すでにRevokeが完了したとのことです。
日本語訳
2022年4月16日午後5時(日本時間)、SalesforceはHeroku Dashboard GitHubインテグレーションからのすべてのOAuthトークンの失効を完了しました。前述の通り、これにより Heroku ダッシュボードや Heroku オートメーション経由で GitHub からアプリをデプロイすることができなくなり、ダッシュボードでの他のアクションも一部動作しなくなります。HerokuダッシュボードからGitHubに再接続することはできませんが、以下のドキュメントにある他のコードデプロイメント方法を引き続き使用することができます。
Heroku Dashboardを使ってGithubからデプロイできないって。 他のやり方で頑張れと書いてある。
自分にできる対策
Heroku CLIからデプロイする
今までは、
- WindowsからGithubにpushし
- Herokuの画面からボタンを押してデプロイ
という作業でしたが、それができなくなってしまいました。しばらくはHeroku CLIを使ってHerokuに直接デプロイすることで回避します。
すでにローカルでGit環境がありGithubと連携済みであれば、GitのremoteにHerokuを追加するだけなので簡単な作業です。
#まず確認 $ cd C:/YOUR_APP $ git remote -v origin https://github.com/kanaxx/xxx.git (fetch) origin https://github.com/kanaxx/xxx.git (push) ## herokuリポジトリは登録されていないはず ## # heroku CLIでgit remote $ heroku git:remote -a APP_NAME $ git remote -v heroku https://git.heroku.com/xxx.git (fetch) heroku https://git.heroku.com/xxx.git (push) origin https://github.com/kanaxx/xxx.git (fetch) origin https://github.com/kanaxx/xxx.git (push) ## これで、herokuが増える ## # GitHub にpushするにはこのコマンド。(ブランチがmasterの場合) $ git push origin master # Herokuにもpush (ブランチがmasterの場合) $ git push heroku master
2回pushするのは面倒だけど、仕方ない。
公式のドキュメント
Heroku CLIを使ってデプロイする方法については、詳細はこちらに記載があります。
https://devcenter.heroku.com/ja/articles/git
上手くいかなかったら確認してみてください。
念のためGithub側の連携を解除
GitHub側のApplicationページから、Heroku DashboardアプリをRevokeしとく。どうせ使えないし。
その後
2022年4月18日追記
当面Heroku DashboardからOAuthのトークンは発行しないということです。
Until further notice, we will not issue OAuth tokens from the Heroku Dashboard.
参考になるリンク
まとめてくれているいました。参考にさせていただきました。 https://zenn.dev/hiroga/articles/heroku-incident-2413-checklist