2021年のゴールデンウィークが始まりました。ひまです。外出予定がありません。 なので、唐突にポイ活(4)です。
引き続き、ポイントから始まる投資活動、楽天ポイントで仮想通貨・暗号資産(ビットコイン)を買う!です
楽天のポイント投資の種類
軽く調べただけで4つありました。
- 楽天ポイントクラブのポイント投資
- 楽天ポイントクラブのビットコイン投資
- 楽天証券のポイントで買える投資信託
- 楽天ウォレットの暗号資産(仮想通貨)の取引
1と2は、口座開設などの面倒な作業はなく、楽天ポイントで投資の体験ができるものです。
3と4は、ポイントを元手とした投資行為でガチの投資です。それなりに手続きが必要で利益が出たときには金額にも確定申告*1も必要です。
今回は4番目のビットコイン取引です。
上にあげた4つは増えることもあれば、減ることもあります。元手を割り込むことがあるので理解した上でやりましょう。
楽天ウォレットのビットコイン
4回目の最終回、今回も楽天ポイントで行うガチ目の投資行為です。2回目でやったポイントを使ったビットコイン取引を体験できるサービスのガチ版です。楽天ポイントを元手にビットコインの現物の売り買いをします。
3回目の投資信託のときと同じく、特殊なサービスにアカウントを作る必要があります。具体的には、楽天グループが運営するビットコインの取引所である「楽天ウォレット」のアカウントを作ります。
ビットコイン取引とは
そもそもビットコインとは何か? ビットコインの取引とは、日本円をビットコインに変えたり、持っているビットコインを現金に戻したりする行為です。 株を買ったり売ったりするのと同じです。売り買いする対象が、株ではなくて仮想通貨のビットコインであるというだけです。
株の売買は証券取引所で行うように、ビットコインはビットコイン取引所で行います。楽天ウォレットも数ある取引所のうちの一つです。他の取引所だとコインチェックとかDMM Bitcoinなどが有名です。今回がビットコイン取引が初めてだったので、他の取引所は使ったことはありません。今のところ楽天ウォレットだけです。
仮想通貨/ビットコイン取引所比較
https://www.coindeskjapan.com/crypt-exchange/
■
今回やることは、楽天証券でやっている投資信託のメニューを選んで、ちゃんとした投資をするということですね。
この投資の元手に日本円ではなくて楽天ポイントを使うのでポイント投資と呼んでいます。
楽天ウォレットのメリット
楽天ウォレットでは楽天ポイントが使えるのがメリットです。まぁ、ポイントの新しい使い道を探す流れでやってますからね、ポイントが使えないと意味がありません。
また、楽天ウォレットに預けてある仮想通貨は、楽天ポイントに戻るのではなく楽天キャッシュとして戻ります。楽天キャッシュはコンビニなどの街中でも使えるのでポイントよりは使いやすいです。
引用)https://www.rakuten-wallet.co.jp/campaign/group500program/
投資信託のようにSPUのプラスがあるわけではないので、楽天ウォレットを使ってポイント投資をするのは、そこまでメリットがないかもしれません。
ビットコインのはじめ方
前回の投資信託と同じく、楽天会員であるだけでは楽天ウォレットを使ったビットコイン取引はできません。楽天ウォレットのアカウント開設が必要です。
楽天ウォレットのアカウントを作る場合は、ハピタスを経由するとハピタスポイントが100ポイントをもらえます。
https://hapitas.jp/item/detail/itemid/77615/
ハピタスで「楽天ウォレット」で検索して出てこなくなっちゃいました。2021年4月にはハピタス経由で行けたのですけどね。取り下げたのかもしれません。まぁ、100ポイントだけなので検索に出てこない場合はあきらめて、普通にアカウントを作りましょう
口座開設(の申し込み)
楽天ウォレットのアカウントと取引口座は最近作りました。そんなに難しくなかったと思います。
画面右上にある「口座開設」をクリック
楽天会員かどうかの確認です。すでに楽天会員なので上のボタンを押すだけです。
規約がたくさんあるのでちゃんと読みましょう。画面の下のほうに、規約の同意チェックボックスと次へボタンがあります。
このページはとても長いです。以下のとおり入力項目がたくさんあるので、頑張って入力しましょう。
- 楽天ウォレットIDの登録
- 楽天ウォレット パスワードの登録
- お客様の基本情報
- 居住地国
- 住所
- 内部者取引の確認
- 取引の目的(現物取引)
- 取引の目的(証拠金取引)
- 勤務先
- 収入源
- 投資経験(現物取引)
- 投資経験(証拠金取引)
- ニュースレター登録
申し込み後の本人確認
口座開設の申し込みをするとメールが届きます。これではまだ終わっていません。この次は、本人確認です。
ウェブのほうでログインしてみると、「楽天銀行と連携することで本人確認をする方法」と、「かんたん本人確認という方法」の2つから選べます。
今回は、かんたん本人確認のほうをやりました。スマホのアプリで運転免許証を撮影し、スマホのカメラで自分の顔を撮影して本人確認する方法です。
詳しくはこちらへ
https://www.rakuten-wallet.co.jp/service/wallet-ekyc/
申し込みから完了まで、全部で3回のメールがきました。
- 【楽天ウォレット】申込受付のお知らせ(2021/4/25 09:00)
- 【楽天ウォレット】申込完了のお知らせ(2021/4/25 10:20)
- 【楽天ウォレット】現物取引口座開設完了のお知らせ(2021/4/25 18:36)
現物取引口座開設の案内がくれば完了です。
日曜日に申し込みしたのに、その日のうちに完了できました。郵送の手続きがなく全てオンラインで完結するのはとてもよかったです。
さて、これでビットコインを買う準備ができました。
楽天ウォレットアプリにログイン
アカウントを作って口座開設ができたらビットコイン(仮想通貨)が買えます。
楽天ウォレットで取引をするにはスマホのアプリが必要です。アカウント作成、口座開設をしたあとに、スマホのアプリをインストールしておきましょう。 https://www.rakuten-wallet.co.jp/service/app_wallet.html
PCのページでは個人情報の変更や書類をダウンロードしたりできますが、ビットコインの取引を行うことはできません。
楽天ウォレットにログイン
楽天ウォレットのアプリにログインするときに、Google Authenticatorという認証アプリを利用します。
ログインページでは、楽天ウォレットのIDとパスワードでログインんします。楽天会員IDではありません。
ログインするとこの画面が出てきます。番号を入手する必要があるので、「Google Authenticatorを開く」ボタンを押します。
(google playにあったサンプル画像です)
Google Authenticatorで、楽天ウォレットのログインに使う番号を取得します。この番号を覚えて1つ前のログイン後の画面に手入力する必要があります。
Google Authenticatorの画面で番号部分を長押しすると、クリップボードにコピーできます。6桁の数字をコピーした状態で前の画面に戻ると6個の枠の中に自動で入力されます。これを知ってログインするのが楽になりました。
ログイン後のトップページ
アプリ(Android版)のトップページはこんな感じです。
メインの機能はこのような構成です
- 自分のその時点の総資産を表示(刻刻と変わります)
- 持っている仮想通貨の一覧
- ポイントから仮想通貨を買うボタン
- 仮想通貨を楽天ポイントにチャージするボタン
では、買いに行きましょう。
仮想通貨を買う!
ここまでは長い準備作業です。やっと買うところです。
5月17日までは以下のキャンペーンをやっているので忘れずにエントリーしましょう
www.rakuten-wallet.co.jp
仮想通貨の銘柄を選ぶ
楽天ポイントで買うことがメインな目的なので、メイン画面にある「ポイント交換」を押します。
楽天ウォレットでは、3種類の仮想通貨が買えます。ポイント運用(ビットコイン版)は銘柄を選べませんでしたが、こちらは3つから選べます。
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
仮想通貨といっても種類があるんですね。グラフを見ても動きが違います。仮想通貨に精通しているわけではないので、何がよいのかは分かりません。とりあえず3つとも少額で買っておきます。
購入するポイント数を指定して「次へ」へを押します。
最終確認の画面が出るので確定をしたら購入完了です。
取引履歴の確認
購入した仮想通貨を確認しておきましょう。
イーサリアムをクリックする
確認したい取引をクリック
1000楽天ポイントを使ってイーサリアムを買った結果、0.00279985ETHになりました、ということですね。
日本円との交換レートに差があるので、少数になります。
交換レートの見方
交換レートは見慣れない表記ですね。
ETH/JPY:357,162 の意味を簡単に説明します。
読み方は、こうです。
イーサリアムという通貨を1つ分(1ETH)の価値が、
日本円という通貨で357,162(円, JPY)の価値 という意味です。
あまり聞きなれない通貨名と通貨単位ですね。聞きなれたものと並べてみるとこんな感じになります。
- イーサリアム通貨で、単位はETH
- 日本円という通貨で、単位は円(JPYと記載)
- USドルという通貨で、単位はドル(USDと記載)
英語3文字で書かれるときは通貨単位を表すことが多いようです。これは、ビットコイン(BTC)もビットコインキャッシュ(BTH)も同じですね。
1円あたりの価値
交換レートが1ETHあたりの数値なので、割り算をすれば日本円1つ分(1円)で買えるイーサリアムを算出することができます。
執筆時点では、
1÷357,162で計算できるので、
1(JPY)=0.00000279985(ETH)
ということになります。
今回は1000ポイント分で交換をしたので1000を掛け算して、手持ちのETHは、0.00279985(ETH)となります。
自分の仮想通貨の日本円での価値
ETH/JPYの表記が「1ETHでの日本円の価値」なので、手持ちのETH に交換レートを掛ければ日本円の価値に換算しなおすことができます。
0.00279985(ETH)x357,162=1000.000026(JPY)
交換レート(ETH/JPY)が大きくなると手持ちのETHから日本円に交換するときに数値が大きくなります。交換レートが小さくなると日本円に換算したときの価値が減っているわけですね。交換レートが大きい時に売り、小さくなったら買うので、株と同じです。
ETHの価値が上がって日本円相当の金額が上がっても、ETHの状態では何も買うことはできません。また日本円に戻しましょう。楽天ウォレットの場合、楽天キャッシュか日本円(楽天銀行の口座)に戻すことができます。
注意事項
仮想通貨は株式投資と違い、所得税として課税されるそうです。株の税率は20%ですが所得税は人によって税率が異なるのでちゃんと調べましょう。あとは確定申告も必要ですので、しっかり準備しましょう。
楽天ポイントと交換した暗号資産(仮想通貨)の評価方法について教えてください https://rakuten-wallet.force.com/faq/s/article/604-11
暗号資産(仮想通貨)の売買で得た取引利益について確定申告は必要ですか https://rakuten-wallet.force.com/faq/s/article/604-01
さいごに
GWの暇ネタ4連発、ポイント投資の最終回、楽天ポイントで仮想通貨の取引をやりました。いままでやっていませんでしたがついに仮想通貨に足を突っ込んでしまいました。思ったより簡単な手続きで始められるので気軽に始められました。こんなに簡単でよいのかな。
記事作成のために2800ポイントくらいを突っ込んだので、どんな変化があるか、年末くらいのお楽しみです。2倍くらいになってるだろうか・・・ 一番大きな気づきは、3日目のポイントで投資信託でしたね。もっと早くやっておけばよかったけど、このタイミングで気が付いてよかった。
さいごに大事なことなので、お伝えしておきます。
仮想通貨は相場の変動が大きく、資産が倍増することもあれば0になることもあります。0になる前提で失ってもよい範囲で投資しましょう。
この記事を参考にし損失があったとしても責任は負いかねます。
参考リンク
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